課題名 | 受胎・妊娠維持機構の解明(58) |
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課題番号 | 51 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
繁殖・(上席) 繁殖・受胎機構 (生研機構) |
研究期間 | 継10~12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | ウシの体外受精胚と子宮内膜上皮細胞とを共培養した場合に、子宮内での生殖免疫制御に関連すると想定されるGM-CSFの分泌増加傾向を既に確認している。また、PGの産生動態について研究を進めてき、下記の結果を得た。1)培養上清中に分泌されるGM-CSFはIFN-t、IFN-aおよびPMAの添加により対照と比較して分泌が増加していた。2)IFN-aは、IFN-tと同様にオキシトシンで誘導されるPGF2a産生を抑制したが、抗IFN-aとの同時投与により単独添加でのPGF2a産生抑制が消失した。IFN-tが子宮内膜でのPGF2a産生を抑制する現象は広く知られているが、そのメカニズムについては不明な点が多い。子宮内でのPG類の産生は、妊娠認識の誘因と見なされており、PG類の産生制御機構についてさらに検討を進めていく。農業技術研究機構畜産草地研究所に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 |