| 課題名 | 牛始原生殖細胞の増殖と分化に関する研究(64) |
|---|---|
| 課題番号 | 55 |
| 研究機関名 |
畜産試験場 |
| 研究分担 |
繁殖・生殖工学研 繁殖・生殖細胞研 |
| 研究期間 | 完10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 牛始原生殖細胞の長期培養系による生殖幹細胞の培養系を確立するため、マウス胎子繊維芽細胞をフィーダー細胞として、日齢の明らかなウシ胎子およびと畜場から得られた始原生殖細胞の培養を検討するとともに、凍結保存してあった初代培養を融解して、培養を行った。30日齢の胎子2頭を用いた結果では、前腎および生殖隆起の分化・形態形成は不十分であり、PGCsの採取は不可能であった。59日齢の胎子を用いた結果、培養開始10日目にドーム上のコロニーが3個出現し、21日目に継代培養できるほどにコロニーが発育したが、継代培養後の発育はできなかった。45日齢の胎子では、培養7日目にコロニーが形成されたが、細胞がモノレーヤー状態に留まり、継代可能となるドーム状にまでは発育してこなかった。100日齢においても同様にドーム状のコロニー発育は観察されなかった。凍結保存しておいた妊娠約40~100日齢のPGCsを培養した結果、いずれもモノレーヤー状にまでしかコロニーは発育してこなかった。以上の結果、ウシ胎子を用いたPGCs由来EG細胞株の樹立には、と殺直後の新鮮材料が必要なこと、生殖器に分化する以前の生殖隆起を用いたPGCsを用い、本培養系で培養すればウシEG細胞株も樹立できるのではないかと推察された。 |
| カテゴリ | 肉牛 繁殖性改善 |