課題名 | ウシの核移植におけるレシピエント卵子の超低温保存技術の確立(65) |
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課題番号 | 56 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
繁殖・生殖細胞研 繁殖・生殖工学研 |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 無血清培地で成熟させた卵子のガラス化区は、非ガラス化区に比べて胚盤胞、脱出胚盤胞への発生率が有意に低下した。ガラス化区では胚盤胞期率、脱出胚盤胞期率においてLAAを0.127%添加した場合が高い値を示した。3% EGへの前平衡の時間は、ウシ体外成熟卵子のガラス化保存後の胚盤胞、脱出胚盤胞への発生率に対して、0分区よりも1~20分区の方が高い傾向を示した。今後、より段階的なガラス化液の添加方法や血清入り成熟培地へのLAA添加の効果、さらに、保存した卵子あるいは除核卵細胞質を用いて核移植を実施し、発生率の検討を行う必要がある。この課題は、独立行政法人農業技術研究機構・畜産草地研究所に引き継いで実施される。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 |