| 課題名 | 卵割期胚及び顕微操作胚の凍結保存技術の確立(66) |
|---|---|
| 課題番号 | 57 |
| 研究機関名 |
畜産試験場 |
| 研究分担 |
繁殖・生殖細胞研 繁殖・生殖工学研 |
| 研究期間 | 完7~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | ウシ卵割期胚(16~32細胞期)の保存において、体外受精由来胚は低温感受性が高く、それは培養条件によって影響を受ける事を明らかにした。また、緩慢凍結法よりもガラス化保存法の方が高い発生率を得られることを明らかにした。さらに、ガラス化保存法を改良したマイクロドロップレット法を用いることによって、凍結保存していない胚と同等の胚盤胞期への発生率を得ることに成功した。ウシ体外受精胚のバイオプシ後の修復培養における培地添加物にBSAを用いることによって、FCSを用いた場合に比べバイオプシ胚のガラス化保存後の生存率が有意に向上した。ウシ体外受精由来胚盤胞期胚を、マイクロドロップレット法でガラス化保存した場合、平衡時間は30秒が最も良く、凍結保存していない胚と同等の生存率が得られた。ガラス化液のEG濃度を40%から30%へ下げても胚盤胞期胚の保存後の生存率に差は認められなかったが、ガラス化液へのPVP添加の効果は認められず、10%PVPの添加は生存率を低下させた。本試験において開発した凍結保存技術は、実用的に用いることが可能であると思われるが、保存した卵割期胚をドナーとした受精卵核移植の発生率、および胚盤胞期胚、バイオプシ胚については保存後の受胎性を検討する必要がある。これらについては、今後各都道府県の試験場と協力して検討していく。 |
| カテゴリ | 繁殖性改善 |