課題名 | 形質転換ヤギ作出技術の高度化(77) |
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課題番号 | 67 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
繁殖・発生分化研 繁殖・生殖工学研 |
研究期間 | 止10~12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 12年度より、新たに免疫不全動物の作出を目標とした融合研究課題が設定されたため、内因性のRAG1、RAG2活性を利用した免疫細胞の成熟を特異的に抑制する手法を検討した。ウサギRAG1、RAG2遺伝子をクローニングし、発現ベクターに挿入した。また、RAGによる遺伝子組換えが起こると、二つの組換えシグナル配列(12-RSS及び23-RSS)の間に挟んだピューロマイシン耐性遺伝子が除去され、それまで抑制されていたGFP遺伝子の発現が誘導されるように設計したベクターを構築した。さらに、これらをCOS7細胞に導入してGFPの発現を検出し、培養系でRAG1、RAG2に依存する組換えが起こることを明らかにした。本課題は独立行政法人農業生物資源研究所・動物生命科学研究所に引継ぐ。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 山羊 |