| 課題名 |
ソマトトロピン-IGF-Iの増乳・成長促進作用を用いた環境適応技術の開発(84) |
| 課題番号 |
74 |
| 研究機関名 |
畜産試験場
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| 研究分担 |
生理・生理活性研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
泌乳の維持に重要な役割を果たすソマトトロピン軸を介する糖代謝に及ぼす暑熱ストレスの影響を調べた。グルコース代謝を制御する主要なホルモンであるインスリンは、維持状態にある乾乳牛やヒツジでは暑熱曝露によって抑制されたが、この反応にはアドレナリン作働性β受容体を介するインスリン分泌促進作用の抑制が関与していることを明らかにした。また、泌乳牛のインスリン作用は暑熱環境下では抑制される傾向にあることがわかった。暑熱下ではインスリン作用を促進するホルモンであるGIP(Glucose-dependent insulinotropic polypeptide)濃度が低下しており、このことが一因であると考えられた。血漿成長ホルモン(GH)とインスリン様成長因子(IGF-I)の濃度は暑熱曝露によって泌乳牛では低下したが、外因性にGHを投与するとインスリンによるグルコースの利用は常温下よりもさらに抑制された。この反応にはGHによるGIP作用の抑制が関係していると推察される。また暑熱下でGHを投与すると採食量が低下しているにも関わらず、糖代謝量,乳生産量の減少が緩和されることが明らかとなった。同時に組織からの乳生産基質の動員が増加した。GIPによるグルコース代謝回転速度の亢進に及ぼすGHの影響については現在分析途中である。これらの成果は暖地酪農における暑熱対策技術開発のための基礎資料として利用可能である。
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| カテゴリ |
乳牛
羊
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