牛脳定位固定装置の開発(87)

課題名 牛脳定位固定装置の開発(87)
課題番号 76
研究機関名 畜産試験場
研究分担 生理・神経生理研
研究期間 完9~12
年度 2000
摘要 [目的]牛の脳における採食、繁殖、本能行動などの制御機構を解明するために必要な脳定位固定装置を開発する。[方法・結果]1.ホルスタイン種雌・雄牛(体重61.8±0.8 kg(n=3)~542.8±30.5 kg(n=4);平均値±標準偏差)の頭部のサイズと重量を測定し、牛脳定位固定装置を設計・製作した。2.脳定位固定装置はイア-バ-、アイバ-、上顎支え及び下顎支えの各ユニットから構成されるが、子牛から成牛の頭部を一台の装置で固定するために、イアバー以外のユニットを可動式とした。また、牛の体高にあわせて装置全体の高さを調整するための移動式油圧リフトを組み入れた。3.10μm毎に移動距離を確認・表示できる自動マニピュレータを増設した(座標誤差は最大40μm)。4.牛の体型に合わせて体を保定し、頭部のせり出しを調節できるように移動式保定内枠を新設した。5.ホルスタイン雄牛(体重150~302■;7頭)を絶食させた後、全身麻酔下で脳定位固定装置や保定枠等に固定して脳室造影を行ったところ、それらの仕様には基本的に問題がないと判断し、試作を完了した。
カテゴリ せり 繁殖性改善

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