課題名 |
昆虫の生殖と休眠の生理的特性と制御機構の解明(64) |
課題番号 |
50 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所
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研究分担 |
生体情報・代謝調節研
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研究期間 |
完10~12 |
年度 |
2000 |
摘要 |
トノサマバッタを用いて、アラタ体での幼若ホルモンの合成・分泌を制御する脳因子の解析を行った。また、ナナホシテントウを用いて精巣での精子形成活動の客観的数値の測定法を確立し、成虫休眠に伴う精子形成の変化とそのホルモン制御機構の解明を行った。成果は学会誌等で公表する。トノサマバッタにおいては、アラタ体での幼若ホルモンの合成・分泌を抑制する脳因子の同定が、またナナホシテントウについては休眠に特異的に現れる脂質の同定が残された問題点である。これらについては引き続き、独立法人農業生物資源研究所の中期計画におけるペプチド等の化学物質の生理機能に着目したバッタ等の体色制御機構、甲虫等の休眠等の解明と、カイコ等のアミノ酸合成酵素系等に着目した特異的代謝機能の解明の課題の中でペプチド等化学物質の生理機能に着目したバッタ等の体色制御機構、甲虫等の休眠・繁殖・耐寒性等の解明の課題として研究を進める。
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カテゴリ |
カイコ
耐寒性
繁殖性改善
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