| 課題名 |
半翅目昆虫に感染するウイルスの探索と特性解明(83) |
| 課題番号 |
66 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所
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| 研究分担 |
生体情報・共生媒介研
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| 研究期間 |
完8~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
チャバネアオカメムシから新規のウイルスを分離した。このウイルスは経口感染し,宿主昆虫の腸管で増殖するためチャバネアオカメムシ腸管ウイルス(Plautia stali intestine virus, PSIV)と命名した。PSIVのゲノムは8797塩基のプラス鎖RNAであり,2個の独立したORFを持っていた。外被蛋白質遺伝子はゲノムの後半に存在し,リボソーム内部進入部位(Internal Ribosome Entry Site, IRES)を介して翻訳されることが判明した。外被蛋白質遺伝子の当然予想されるべきべき部位にAUG翻訳開始コドンが存在しないという現象に遭遇したため,PSIV-IRESの翻訳開始の機構を検討した。外被蛋白質遺伝子コード領域直前の部分が特殊な高次構造(シュードノット)を形成することが判明し,PSIV-IRESを介した翻訳開始機構では,合成される蛋白質の先頭のアミノ酸にメチオニンが使われていないことがわかった。コード領域直前のシュードノットが通常の翻訳開始に必須とされるMet-tRNAiの代わりにリボソームのP-部位に位置し,Met-tRNAiを使わずにmRNA自身が翻訳開始点を決定していると考えられる。
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| カテゴリ |
カメムシ
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