昆虫類産生色素の特性解明と生活素材への利用開発(137)

課題名 昆虫類産生色素の特性解明と生活素材への利用開発(137)
課題番号 103
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 機能開発・プロセス研
研究期間 止12~(14)
年度 2000
摘要 繊維害虫ヒメマルカツオブシムシの飼育法の確立と食害性試験方法について検討した。(1)採集したヒメマルカツオブシムシ幼虫を温度24±1℃のインキュベーターでカツオブシ粉末を餌にして、1年間飼育後、若齢の幼虫を食害試験に供する。(2)食害試験は染色した羊毛を2cm四方に切断して(重量は約0.5gグラム)、10個体の幼虫とともに蓋付きシャーレに入れる。シャーレはインキュベーター内に保管し、暗黒状態で食害試験を行う。1週間ごとの食害量を羊毛の重量減少法によって測定する。この条件で食害試験を4週間続けると、未染色羊毛はすっかり食べ尽くされて布の形態を残さない状況となることなどが明らかとなった。ラックダイ虫から抽出した赤紫色素などで染色した羊毛についての食害試験、忌避解明が残された課題である。(独)農業生物資源研究所において実施する。
カテゴリ 害虫

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