課題名 | 「昆虫工場」システムの構築及び評価・検証(142) |
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課題番号 | 105 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
遺伝育種・(上席) |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | ウィルスを接種した蚕における蚕体重は雌雄間では差がみられたが、給餌回数による体重の差はほとんどなく、ウィルスを接種してからの給餌回数は1回とすることが可能と考えられる。接種から発病までの日数は、飼育温度が30℃では4日、25℃では5日、20℃では9日であり、飼育温度の高い区では、蚕体重が重く、体液採取量も多かった。体液中に多角体が確認されるのは、30℃では接種2日後、25℃は3日後、20℃は5日後であるが、多角体数は飼育温度による大きな差はみられなかった。また、飼育温度が30℃では、体液採取予定の4日後には病死して体液採取が不能となり、20℃では多角体の形成が少ないため不適で、25℃が適切な時期と考えられる。 |
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