| 課題名 |
カイコにおける抗菌活性の品種特性の解明(160) |
| 課題番号 |
118 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所
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| 研究分担 |
生産技術・蚕育チーム
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| 研究期間 |
完8~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
蚕品種の強健性に関わる要因として蚕病耐性に着目し、抗菌活性を指標に関連性の解明を目的として、抗菌活性の品種特性を病理学・生理学・遺伝学的に調査した。病理学的調査では病原細菌の経皮的接種による感受性試験を行った。特に低量投与時での乞食、大造の死亡率は極めて低く、江淅、黄波では死亡率は高かった。経口的感受性試験では、低濃度接種区での死亡率に変動が認められるが、高濃度区での大造・乞食と黄波・江淅間で大きな差異が認められ、後者の死亡率は高かった。生理学的には血体腔内における細菌除去の結果でも大造が最も速く完全に除去され、江淅は除去に相当な時間を要した。これら結果よりカイコ品種間に抵抗性系統と感受性系統が存在することが確認された。また、抗菌活性誘導との関連では品種間に著しい抗菌活性の差異が認められ、電気泳動等から抵抗性品種と感受性品種のどちらも抗菌活性誘導のピーク時間は同じであり、活性の差異はこれを担う物質の量的差異によるものと推察された。大造(抵抗性)と黄波(感受性)を遺伝学的に正逆交雑したが、正逆どちらも両原種の中間の活性値を示した。これを大造に戻した方は黄波に戻した方よりも活性値が高く、それぞれ戻した原種との間で中間値を呈し、不完全優性遺伝をしていることがわかった。しかし、遺伝要因が複数存在し、特定できていないため、独法移行後も新規課題で実施可能な点は解明をはかる予定である。
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| カテゴリ |
育種
カイコ
抵抗性
抵抗性品種
品種
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