カイコにおけるQTL・ETL解析法の開発(163)

課題名 カイコにおけるQTL・ETL解析法の開発(163)
課題番号 121
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生産技術・蚕育チーム
研究期間 完11~12
年度 2000
摘要 カイコのQTLやETLと言った実用形質は幾つかの因子によって制御され、環境によっても影響されやすい。一方、全連関群に対応したcDNAクローンは、この様な形質の解析に対して有効である。本研究では、食性や繭糸繊度と言った比較的遺伝力の高い実用形質に対する染色体DNAマーカーの作出を、RFLPを利用した連関検索法により試みる。12年度は沢Jおよび日01号と支137号に対して、カイコの28染色体それぞれに座乗するcDNAプローブによる個体別RFLPを検出し遺伝子型を同定した。さらに沢Jおよび日01号と支137号とのBF1集団を作成し、決定したクローンと制限酵素との組み合わせによって、BF1集団の中で桑葉を全く含まない飼料を積極的に食べた個体のゲノムDNAに対し、F1型のバンドパターンか戻し交配親型かを判定することによって広食性遺伝子に連関するクローンを決定した。結果として、沢Jの広食性遺伝子と同じ染色体上に位置する4つのcDNAクローンをDNAマーカーとして確定することができた。また、繭糸繊度に特徴を持つ2系統に関しても、カイコの全連関群について個体別RFLPを調べ遺伝子型を同定し、系統間に違いが見られるクローンと制限酵素との組み合わせを決定した。
カテゴリ 育種 カイコ 桑 DNAマーカー 品種

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