| 課題名 |
昆虫表皮サイズ決定メカニズムの解明(177) |
| 課題番号 |
135 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所
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| 研究分担 |
生産技術・養蚕チーム
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
カイコ4齢期の皮膚超微形態を透過型電子顕微鏡を用いて検討した。先端が平らなピンセットで摘むことにより傷をつけた皮膚では、傷ついた真皮細胞は分解され、基底部の細胞が発達していることが観察された。傷つけて48時間が経過した皮膚では、基底膜の内側に新生したと考えられる多くの細胞が観察された。傷をつけた後、MGM-450培地を用いて培養すると多数の細胞が遊出した。細胞の遊出は傷つけた後1時間後に培養した場合から認められ、傷つけた後4時間以上経過した場合では殆どの皮膚において遊出が認められた。特に、20-ハイドロキシエクダイソンの培地中への添加により、遊出現象は促進された。このようにして培養した細胞はシート状あるいはネットワーク状などの形態を示した。プロテアーゼを用いて細胞を分離して培養した場合、多数の球状のベシクルを形成した。これらは複数の細胞から形成されており、培養器の底面に付着した。傷つけた皮膚を培養し、超微形態を観察したところ、新生したと思われる細胞中に真皮細胞に認められるものと同様の顆粒が多く観察された。従って、これらは真皮細胞であると推察された。培養した細胞は1ヶ月間は増加したが、3ヶ月程度経過すると増加は停止し、形態の変化も認められなくなった。これらの遊出した細胞は昆虫の皮膚における細胞増殖様式の解析に利用できるものと考えられる。
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| カテゴリ |
カイコ
低コスト
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