課題名 | 繭糸質特性を生かしたシルクブランド素材の開発ー極細繊度繭及びセリシン繭の効率的生産技術の確立ー(181) |
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課題番号 | 139 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
生産技術・蚕育チーム 企連・業務 |
研究期間 | 止12~14(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 新規シルク素材の原料を効率よく生産するため、極細繊度繭及びセリシン繭の大量生産技術を追究した。極細繊度繭「はくぎん」をトリフルミゾール280ppm入り飼料で3齢あるいは4齢期を3日間飼育して3眠蚕を誘導した結果、繭糸質は3齢投与では4眠蚕の60%、4齢投与では50%内外となり、繊度はそれぞれ1.36d、0.99dと細くなった。セリシン繭では「セリシンC×KCS83」を飼育した結果、1万頭当り繭層量は1Kg内外、セリシン純度は99%以上であった。これらの繭はいずれも新規シルク素材として利用できると考えられる。本課題は独立法人への移行に伴う組織再編により中止し、残された問題は新しい課題の中で実施する。 |
カテゴリ | 効率的生産技術 低コスト |