寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-極細繊度生糸を用いた新規絹製品の開発-(204)

課題名 寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-極細繊度生糸を用いた新規絹製品の開発-(204)
課題番号 155
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所
研究分担 生産技術・蚕育チーム
〔委託:群馬県繊維工業試験場〕
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 絹の需要拡大をはかる目的で、極細繊度蚕品種「はくぎん」を利用して高付加価値化のある製品開発を行った。羽二重は縦、横ともに14中2片撚S.Z 2800T/Mの糸を用い、密度は縦42本/cm,横37本/cmとし、平織した結果、「しなやかさ」が増し、「こし」と「はり」が小さくて柔らかさがあった。ジャカード織は縦、横とも21中2片撚S,Z 2,800T/Mの糸を用い、密度は縦37本/cm、横37本/cmとし、織物組織を変化させて水玉模様の織物を製作した。また、縦縞をグラデーションした先練り、先染め織物やレーヨンを酸で溶かしたオパール加工によりシルク・レーヨン交織二重織した結果、いずれも個性豊かな製品ができた。14中1本糸使い斜子織物によるスカーフは柔らかく、しなやかな特徴が現れた。シルク/ソルブロン薄地織物は縦、横ともに14中、下撚S700T/Mの糸を用い、ソルブロンは28中、上撚Z500T/Mの糸を用い、ともに密度は縦75本/cm、横32本/cmとし、染色後加工(絞り染め、塩縮加工、プリント)を行い製品化した結果、「はくぎん」本来の柔らかさ、しなやかさが強調される織物になった。以上、「はくぎん」生糸で製織した製品のほとんどは細繊度繭糸の優れた特徴が現れた。差別化できる新規織物になりうると考えられるので、絹織物業界に技術移転を図りたい。
カテゴリ 加工 高付加価値 効率的生産技術 需要拡大 品種 プルーン

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