課題名 | 天敵類を利用したスイカ主要害虫の総合防除技術の確立(70) |
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課題番号 | 58 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
久留米・(上席) 久留米・病害虫研 |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 促成栽培のスイカ(3月中旬定植)において、定植時の粒剤処理と天敵類を組み合わせた総合防除について検討した。ハダニ類に対しては、発生初期(5月上旬)に10a当たり2000頭のチリカブリダニを放飼することで、要防除水準以下にハダニは抑制され、実害は生じないことが明らかになった。ワタアブラムシは定植時のニテンピラム粒剤の処理により、収穫の2週間前まで抑制された。また、コナジラミ類とミナミキイロアザミウマの発生はほとんど見られなかったことから、これらの吸汁性害虫に対する天敵の利用は、発生の状況に応じた臨機的な放飼で良く、防除経費の削減が可能と考えられた。(農研機構-九沖農セ) |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 栽培技術 すいか 総合防除技術 病害虫防除 防除 ミナミキイロアザミウマ わた |