課題名 | 野菜の養分管理による病害抑制技術の開発(80) |
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課題番号 | 67 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
環境・土壌肥料研 |
研究期間 | 止12~14(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 環境負荷の少ない総合防除体系の確立に資するため、カルシウム(Ca)の施用法によるトマト青枯病の抑制ならびに収量・品質への影響を検討した。土耕栽培における高Ca濃度培養液(10.4 mM)のかん水同時施用により、収量・品質に悪影響を与えず青枯病が軽減された。また、低段密植栽培トマトに対する高Ca濃度培養液の施用により、収量・外観品質が低下したが、内部品質の向上と青枯病の発病軽減が認められた。さらに、Caの多量施用、ピートモス施用、および高Ca牛ふん堆肥の施用により、幼殖物の青枯病の発病が軽減された。養分管理による発病軽減の機構解明が残されているが、研究室定員削減に伴い本課題は中止する。 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 青枯れ病 環境制御 トマト 肥培管理 防除 |