課題名 | トマト等作物の肥料要素吸収特性に基づいた給肥法の改良による残留要素のバランスが崩れない循環系養液栽培の開発(104) |
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課題番号 | 88 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
施設生産・環境制御研 |
研究期間 | 止12~(16) |
年度 | 2000 |
摘要 | 養液中において他の養分とのバランスが崩れても、養液中に溶存すれば吸収量が確保され営利栽培が可能な元素と、塩類間の濃度バランスが崩れると正常な生育の必要量を吸収が不能で正常な生育ができない必須元素がある。Ca,Mg,Sがいずれに属するかを解析したところ、トマトは、培養液から溶存硫黄(S)をトレ-ス状態まで吸収可能であるが、硫黄は一定の濃度以下に至ると吸収が著しく抑制され、施用量に比例した生長量が期待できない要素であることを明らかにした。残された課題は、トマトの養液栽培における正常な営利栽培が可能なCa,Mg,Sの低濃度限界であることから、この課題を農業技術研究機構野菜茶業研究所に引継て研究を継続する。(農研機構-野茶研) |
カテゴリ | 肥料 環境制御 茶 トマト 肥培管理 養液栽培 |