| 課題名 | 窒素施用量削減が茶の品質に及ぼす影響の解明(109) |
|---|---|
| 課題番号 | 93 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究分担 |
茶栽培・(上席) 茶栽培・土壌肥料研 茶利用加工・製茶シス研 茶利用加工・品質化学研 |
| 研究期間 | 完11~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 硝酸態窒素濃度の環境基準化に伴い窒素施用量削減技術の普及が緊急の課題となっているが、削減による原葉の加工適性変化や品質低下に対する危惧、及び窒素成分主体の品質評価などが普及の障害となっている。そこで、低窒素レベルで栽培した茶に適応した品質評価の新指標や原葉の加工適性評価指標選定の基礎資料を得るめ、窒素施用量と品質との関係を調べた。その結果、窒素施用量が年間50kg/10aと100kg/10aでは新芽の品質関与成分含量からみた茶の品質はほとんど差がないと考えられたが、25kg/10aの新芽は100kg/10aより全窒素や遊離アミノ酸の含量に関して少ない場合があった。香気成分の相対ピーク面積値や官能審査結果は、窒素施用量の違いで明確な差はなかったが、シュウ酸含量は窒素施用量が少ない方が低い傾向にあった。硬さに関与すると思われる中性デタージェント繊維の含量は窒素施用量が少なくても必ずしも多くはなかった。これらの測定値は窒素主体の品質評価に代わる指標として今後検討の価値ががあるものと考えられた。なお、窒素施用量の削減により、必ずしも製品の貯蔵性が増すことにはならなかった。これらの結果は茶業研究報告(別冊)で報告するとともに、12年度野菜・茶業研究成果情報として発表した。今後、窒素施用量削減により生産した茶に適した加工適性評価指標や品質評価指標の選定が必要である。 |
| カテゴリ | 肥料 加工適性 茶 |