| 課題名 |
茶主要病害の被害解析(127) |
| 課題番号 |
108 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場
|
| 研究分担 |
茶栽培・病害研
|
| 研究期間 |
完9~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
炭疽病や輪斑病等の葉枯れ性病害は新芽への直接の被害はほとんどなく、次茶期に影響があると推定されているが、その詳細は明らかにされていない。葉枯れ性病害の詳細な被害を明らかにし、被害許容水準を設定することを目的とした。個々の一番茶頂芽での炭疽病による生育への影響は芽長、芽重とも健全葉の一番茶芽が最も良好で、次に無葉、病斑葉からの芽が最も劣った。病斑葉からの芽は葉数が少なく、出開きも早かった。しかし、健全区、病葉多数区、落葉多数区の摘採面で収穫した芽では平均芽重及び芽長では病葉多数区が最も良好で、個々の芽への影響が区間では明確にならなかった。しかし、昨秋三番茶の炭疽病発生程度以上に翌春の二番茶での生育不良が認められた。輪斑病での発生様相は摘採後に葉や茎にできた傷口からの発病が大多数で、新芽の母枝となる茎枯れが大部分を占める箇所もあった。傷口以外から感染した円形状の病斑も見られ、新芽生育後期には新梢枯死も認められた。枯れた茎では罹病部が下方に進み次茶期の芽が枯死していた。そのため次茶期の新芽の生育への影響は、芽数の減少が顕著で、生き残った芽は生育低下となった。葉枯性病害では昨秋の発生が翌春一番茶の生育のみに影響するだけではなく、二番茶、三番茶に顕著な影響があることが認められた。問題点として、一茶期のみの解析でなく一年間を通じた被害解析が残されている。
|
| カテゴリ |
害虫
炭疽病
茶
|