環境保全型茶生産技術に関する効果・コストの解析的研究(135)

課題名 環境保全型茶生産技術に関する効果・コストの解析的研究(135)
課題番号 113
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 茶栽培・(上席)
研究期間 完9~15(12)
年度 2000
摘要 環境保全に配慮した生葉生産を目標とする研究の成果及び見通しから現状改善型技術を明らかにし、その技術の効果と試算コストの面から解析を行って環境保全型茶生産に関する技術開発方向の基礎資料を得る目的で試験を行った。現状改善型のモデル的技術として堆肥活用型及び石灰窒素加用型減肥技術を対象とし、農家慣行と比較を行った結果、堆肥活用減肥区は肥料代と施肥労賃の合計で農家慣行区よりやや高くなったが、この差は主に堆肥の代金と堆肥の施肥時間から生じていた。品質に関しては12年一番茶では荒茶の価格、審査評点、全窒素含量などで堆肥活用減肥区が優っていた。石灰窒素加用減肥区は肥料代と施肥労賃の合計が農家慣行区の半分以下であった。なお、この差は肥料代金と施肥労賃の両者で同様に認められた。全窒素及びアミノ酸含量はほとんど差がなかった。これらの結果から、堆肥活用型または石灰窒素加用型減肥技術の導入により、品質を下げないで窒素施肥量を削減できることが示された。また、石灰窒素加用技術を導入することによりコスト面で有利になることも示された。なお、堆肥活用に関しては堆肥の施肥時間を削減する方法について検討すればコスト面での改善も可能と思われた。ここで得られた成果は、日本作物学会東海支部第131回講演会において発表した。今後、超緩効性肥料利用などによる新たな窒素施肥量削減技術に関しても効果等の解析を行う必要がある。
カテゴリ 肥料 コスト 施肥 茶

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