気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(191)

課題名 気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(191)
課題番号 170
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 生理生態・ストレス研
研究期間 完62~2~(7)~(12)
年度 2000
摘要 気象環境ストレスに対する障害発生機構の解明および防止技術の開発に資するための知見を得ることを目的として数々の検討を行った。単為結果性ナスの肥大特性を培養したナス子房を用いて検討し、内生オーキシンが子房肥大に関与していることを明らかにした。R/FR比を変更できるフィルム資材を用いて、キュウリ苗の生長及び水分状態特性を調べ、R/FR比の違いによる生育の差と水ポテンシャル勾配との間に密接な関係があることを示した。アブシジン酸散布がセル苗の水分状態に与える効果を検討し、蒸散の抑制および浸透圧調節により、トマトセル成型苗のしおれを防止することを明らかにした。セル成型苗の物質生産能の適正な評価を行うための方法として、捕捉日射量と乾物増加量から算出される放射利用率を用いることが有効であることを示した。メキシコの乾季における野菜栽培では、寒冷紗被覆により環境ストレスを軽減できることを明らかにした。本成果の一部は10年度の野菜・茶業成果情報として公表した。今後、環境ストレスを簡便に評価する方法を開発する必要がある。
カテゴリ きゅうり 単為結果 低コスト トマト なす 野菜栽培

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる