水ストレス耐性付与のための根系制御技術の開発(231)

課題名 水ストレス耐性付与のための根系制御技術の開発(231)
課題番号 203
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 企連・情報資料
東京医科歯科大学
施設生産・業務
茶栽培・暖地茶育研
研究期間 完8~12
年度 2000
摘要 チャの根の成長や機能を制御し、干ばつや多肥など根に対する水ストレスの回避や耐性付与のための技術開発を目的として、根の基本特性を明らかにすると共に根の状態を迅速かつ非破壊的に評価する方法として電気生理学的手法の可能性を検討した。その結果、根の傷害状態を地上部から測定した生体電位により非破壊的に検出できる可能性が示唆された。またキャパシタンスと根重には相関が認められ、根重の非破壊計測の可能性も見出された。またチャの根の構造的な特性として、根内外の障壁の役割をするカスパリー線は根端近くで観察され、内皮よりも外皮において発達が早いこと、生育環境によってその発達程度は異なること、そしてチャは他の植物とは異なり極めて特異的な特徴を有することが分かった。根の細胞壁の粘弾性特性は、エンドウなどでは酸性pHに対して伸展性が増大するがチャでは大きな変化は見られず、チャの根の好酸性との関係が考えられた。さらに根端近傍部位とその周辺に酸性化領域が存在すること、この酸性化領域は多肥条件下や根の傷害により消失することから、酸生長やイオン吸収といった生理機能を反映した現象と思われた。今後は、根の機能と電位の関係を検討する必要がある。
カテゴリ 茶 低コスト

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