| 課題名 | ヒトアレルギー関与細胞株の樹立とその細胞機能の解析(292) |
|---|---|
| 課題番号 | 253 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究分担 |
茶利用加工・製品開発研 (生研機構) |
| 研究期間 | 完8~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 抗アレルギー成分を効率的に検索するためのヒトアレルギー関与細胞株の樹立を目指した。種々の免疫担当細胞株樹立のための細胞融合可能な親細胞株3種を樹立し、ヒト末梢血リンパ球と細胞融合を行った結果、それぞれの親細胞株により異なった性質のヒト型ハイブリドーマが取得された。IgE産生B細胞株の効率的な取得方法を確立し、ダニ抗原特異的IgEを産生するヒトB細胞株MDepsilon-1を樹立した。さらに、限界希釈法にて、ヒト未分化マスト細胞株HMC-1より成熟マスト細胞株Mcepsilon27を樹立し、高親和性IgEレセプタへのIgEの結合、架橋によるヒスタミンの遊離を確認した。また、マウスマスト細胞を用いた抗アレルギー物質の検索により’べにほまれ’等の紅茶系品種等の茶葉からエピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート及びエピガロカテキン-3-O-(4-O-メチル)ガレートを精製し、その作用機作としてマスト細胞内タンパク質キナーゼ阻害によることを明らかにした。IgE産生抑制物質の探索も行い、新たな抗アレルギー物質として茶葉中よりストリクチニンを単離精製した。この成果は新たな抗アレルギー性飲料開発の基礎的知見として民間との製品化を目指す。残された問題点として、細胞株の安定性を維持しうる技術を開発する必要がある。 |
| カテゴリ | 機能性成分 茶 評価法 品種 |