課題名 | アリウム型アポミクシスの遺伝学的解剖(334) |
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課題番号 | 291 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
野菜育種・ユリ研 |
研究期間 | 止10~12~(19) |
年度 | 2000 |
摘要 | ニラにおけるアポミクシスの遺伝様式を解明するため、両性生殖性二倍体にアポミクシス性二倍体を交配し、二倍体レベルでの分離集団の育成を試みた。しかし次代個体の大多数はアポミクシス性三倍体であり、二倍体は全て両性生殖性であった。このことから、アポミクシス性は優性形質であろうと推察された。また、花粉親には劣性有害遺伝子が蓄積していて、そのうちのあるものが、アポミクシス性に密接に連鎖していることが推察された。今後は、新たに育成したF1集団のなかにアポミクシス性二倍体を検索し、その戻し交配により分離集団を育成して遺伝様式を解明する。本課題は、農業技術研究機構野菜茶業研究所へ引き継がれる。(農研機構-野茶研) |
カテゴリ | アリウム 茶 にら |