栄養繁殖性野菜の大量増殖技術の開発(346)

課題名 栄養繁殖性野菜の大量増殖技術の開発(346)
課題番号 304
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 野菜育種・種苗工学研
研究期間 完4~6~(7)~(12)
年度 2000
摘要 栄養繁殖性野菜(ニンニク、ヤマノイモ)の優良種苗の効率的な大量増殖法を確立した。ニンニクでは、まず‘福地ホワイト’の鱗茎および培養植物の根を用いて、カルス形成および再分化の調査、次に94品種・系統について滅菌方法の検討およびカルス形成能の調査を行った。その結果、カルス形成にはBAとNAAを含む1/2LS培地が、植物体再分化には1/2LSホルモンフリー培地が最も適していた。不定芽形成後早期に植物体再分化培地に移した場合根のよく発達した植物体が得られた。以上により、根から誘導したカルスは再分化能が高く、植物体再生の可能なことが明らかになった。一方、ヤマノイモでは、試験管内保存系統No.1、3、7、 8、68、69の計6系統の腋芽を外植片として供試し、振とう培養の結果No.1、3、69は培養の約2ヶ月後に胚様体またはカルスの形成が観察された。これらのうち、No.69ではエンブリオジェニックカルスの形成および体細胞胚への肥大・発達が認められた。発達した胚は、ホルモンフリー培地に置床約1ヶ月後にシュートを形成し、完全な植物体となった。研究成果は公表し、栄養繁殖性作物の種苗の大量増殖技術および遺伝子組換え技術の開発に資する。広範囲の品種・系統に適応可能でさらに効率的な培養条件について検討を行ったが、展開が困難な問題であり完了とする。
カテゴリ 茶 にんにく 繁殖性改善 品種 やまのいも

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