| 課題名 | 栄養繁殖性野菜の形質転換技術の開発(351) |
|---|---|
| 課題番号 | 307 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
| 研究分担 |
野菜育種・種苗工学研 九州農試・病害遺伝子制御研 |
| 研究期間 | 完10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 栄養繁殖性野菜(サトイモ、ニンニク、ヤマノイモ)の培養系開発と外来遺伝子導入技術を開発した。サトイモでは、‘エグイモ’及び‘土垂れ’のカルスをパーティクルガンにより遺伝子導入した。導入遺伝子としては、GUS及びサトイモモザイクウイルス外被タンパク質遺伝子を用いた。形質転換カルスはハイグロマイシンを含む培地で選抜し、再分化植物を得た。再分化植物体は、PCR法及びサザン法により導入遺伝子の確認を行った。また、遺伝子が確認された個体を用い、エライザ法によりウイルス増殖の程度を調査した。遺伝子導入の結果,pREXH-GUSおよびpREXH-DMVを導入した植物体が得られ、このうち植物体数個体についてウイルス病抵抗性を調査した結果、抵抗性を有することが示唆された。ニンニクでは‘福地ホワイト’、ヤマノイモでは‘イセイモ#8’のカルスを用いた。遺伝子導入および選抜条件は、サトイモとほぼ同様とし、導入遺伝子はpREXH-GUSを用いた。ニンニクは、146再分化個体についてGUS活性を調査し、15個体でGUS活性が観察された。ヤマノイモは、遺伝子導入2日後のカルスではブルースポットが確認された。研究成果は公表し、サトイモ等栄養繁殖性野菜の育種への利用を図る。遺伝子導入効率はあまり高くないため、育種目的には多数のカルスに処理する必要がある。 |
| カテゴリ | 育種 さといも 茶 抵抗性 にんにく 繁殖性改善 やまのいも |