課題名 | イチゴのミカンキイロアザミウマ耐虫性選抜における指標形質の検索 |
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課題番号 | 135 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
久留米・栄養繁殖研 |
研究期間 | 単12 |
年度 | 2000 |
摘要 | イチゴ栽培において被害が増大しているミカンキイロアザミウマに対する耐虫性品種育種の基礎資料を得るため、本害虫による被害の品種間差異を調査した。被害程度は広い品種間差異が見られ、被害程度の高い品種には‘静宝、宝交早生、アスカルビー、Northwest’等が、軽微な品種には‘てるのか、芳玉、Brighton、Gorella’等が見られた。被害程度は、移動量の小さい幼虫の寄生数の高まりとともに高くなる傾向があった。花の直径、花粉重及び葯重と寄生数及び被害程度との間には有意な関係は認められなかった。寄生数が少なく被害程度が小さかった‘堀田ワンダー、芳玉、サマーベリー、ベルルージュ’はアザミウマ耐虫性育種素材として有望である。 |
カテゴリ | 育種 いちご 害虫 抵抗性 低コスト 品種 |