漁場生産力モデル開発基礎調査(拡充分:沿岸漁場環境影響調査:海藻類)(7)

課題名 漁場生産力モデル開発基礎調査(拡充分:沿岸漁場環境影響調査:海藻類)(7)
課題番号 4
研究機関名 瀬戸内海区水産研究所
研究分担 瀬戸内環境・藻場研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 漁場生産力モデル開発の一環として,ノリ養殖生産を対象に,本事業で収集された多種多様な既存の統計量を用いた解析例を示すことを目的とした。モデルとして取り上げた二つのノリ養殖生産地に関し,沿岸域開発の歴史的経緯を既存の統計量を用いて記述し, 生産地間の共通点と相違点の整理から, ノリ養殖生産と高い相関を示す項目の把握を試みた。広島湾奥部海域および有明海域を対象に,1961(昭和36)年から1997(平成9)年の間について,本事業において収集された統計データ項目ごとに,経時的な変化の特徴を,主に10年区分で,読み取り,1960年代,1970年代,1980年代,1990年代として集計した。有明海沿岸海域では,広島湾奥部沿岸海域に比べて,1960年代以降1990年代まで,人口の増加が少なく,漁業・養殖業就業者数の減少も少なく,大規模事業所数も少なく,工業製造品出荷額も低く,埋め立て面積も少なく,干潟・藻場が広く現存していた。水温,塩分とも低く,栄養塩濃度が安定していた。一方,有明海沿岸海域では,カキ・魚類等の他の海面養殖が発達せず,主に干潟でのヒビ建て式の方法で養殖されたノリは品質が優れ,ノリ単価も高い水準を維持してきた。これらの社会環境および自然環境の違いが,ノリ養殖生産に関して,有明海における発展と広島湾奥における衰退に,深く関与することが推察された。
カテゴリ 出荷調整

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる