| 課題名 |
ワクチンにより活性化される細胞の分離、同定(100) |
| 課題番号 |
85 |
| 研究機関名 |
養殖研究所
|
| 研究分担 |
病理・免疫研
|
| 研究期間 |
完8~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
市販のマス用ビブリオ病不活化浸漬ワクチンを用法通り用いてニジマスを免疫し、その頭腎、脾臓から分離した細胞を、Bリンパ球マーカーに対する抗体を用いて蛍光染色し、フローサイトメトリー解析した。その結果、核内増殖抗原(PCNA)が陽性である活性化した細胞はすべてIg M陰性であり、その形態からTリンパ球と考えられた。5年間の研究により、コラゲネース■を用いた免疫担当細胞の各器官からの分離方法、核内増殖抗原およびMHCベータ2ミクログロブリンの発現量を用いた活性評価手法を開発した。そして、これらの手法および従来の組織学的手法を用いてワクチンにより活性化される細胞の分離・同定を行った。その結果、浸漬免疫1-3日後に、魚の中枢免疫器官である脾臓と頭腎のTリンパ球の一部と思われる細胞が活性化すること、胸腺および浸漬ワクチンの主たる取り込み部位である皮膚および鰓の細胞は、細胞増殖を伴う活性化をほとんど示さないことが明らかになった。これらの結果より、浸漬免疫においても、注射免疫と同様に、局所免疫よりも中枢の免疫機構が重要な働きをしていることが示唆された。
|
| カテゴリ |
病害虫
防除
予防技術
|