ワクチンによる養殖魚類のβ溶血性連鎖球菌症予防技術の開発(102)

課題名 ワクチンによる養殖魚類のβ溶血性連鎖球菌症予防技術の開発(102)
課題番号 87
研究機関名 養殖研究所
研究分担 病理・免疫研
研究期間 完11~12
年度 2000
摘要 11年度には、β連鎖球菌症不活化ワクチンを用いて、簡便な新たな投与方法を探索した。その結果、浸漬時間を延長した長時間浸漬法は無効であったが、ヒト用BCG接種針を使用した経皮接種法(スタンプ法)が従来の注射法と同程度に高い有効性(有効率(RPS)50%以上)を有し、10倍に希釈したワクチンを用いても有効であった。12年度には、スタンプ法により付与される防御能の持続性を調べるため、本法によりニジマスにβ連鎖球菌症不活化ワクチンを投与し、投与2週間、1、2、4ヶ月後に攻撃実験を行いワクチンの有効性を評価するとともに、水溶性アジュバントの添加による有効性および持続性の改良を試みた。その結果、本法により付与された防御能は、免疫後2ヶ月間は持続したが、4ヶ月後には認められなくなった。しかし、水溶性アジュバントの添加によりワクチンの有効性、持続性はともに高まり、4ヶ月後であっても有効率50%が維持された。また、11年度に用いたヒト用BCG接種用管針の代わりに、より小さなコイル内蔵接種針および集毛針を用いて、稚魚(平均魚体重2.8g)および小型魚(同10g)におけるスタンプ法の有効率を測定した。その結果、稚魚においても小型魚においても、ヒト用BCG接種用管針がスタンプ法の器具として最も適していた。
カテゴリ 病害虫 防除 予防技術

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