| 課題名 |
中山間地域農業の動向解析と組織化方策の解明(1) |
| 課題番号 |
1 |
| 研究機関名 |
四国農業試験場
|
| 研究分担 |
総合研究・農業経営研
|
| 研究期間 |
完9~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
95年センサス分析より四国地域における今後の農業生産動向を予測した結果、継続性が高い販売額500万円以上の農家が施設園芸や畜産で多く、生産量の過半を占める一方、主穀作や果樹では零細な農家が多く今後の生産量確保が難しいことを明らかにした。また現地実証地域の生産構造の予測と活性化のアイデア調査から、園芸作導入による現金収入の増加が最も望まれており、また実現性が高いと判断された。これを基に現地の営農関連組織の現状と今後の意向をふまえて、山間棚田地域の営農に必要とされる機能と、それを担う現地の各組織の役割と問題点を整理した。すなわち1つは基幹となる棚田での稲作継続を担う機能であり、これには男性壮年オペレータによる作業受託組織の活動強化が重要である。2つには収入増加のための棚田への施設・露地の小規模園芸作導入であり、これは高齢者や女性から構成される老人会やN野菜研究会を中心に取り組みを広げる。3つには放棄地の管理・活用で、現地では山羊やアレロパシー作用を活用した省力的な雑草管理に取り組みつつあり、これらを継続するため年齢や性別による役割分担が重要である。以上のように地域農業の組織化方策の観点から、各世帯の多世代、多就業構成を活かした重層的な組織化方向が有効と考えられた。この内容は「四国山間棚田地域における定住条件向上のための組織化方向」として成果情報にまとめた。
|
| カテゴリ |
病害虫
傾斜地
雑草
施設園芸
中山間地域
山羊
|