地域資源の評価・利用システムの開発(17)

課題名 地域資源の評価・利用システムの開発(17)
課題番号 17
研究機関名 四国農業試験場
研究分担 作物開発・気象資源研
企連・研技情報科
総合研究・総研2
研究期間 完9~12
年度 2000
摘要 9年度には、中山間傾斜地域の農林業資源として、「気象・農家・土地」からなる多重構造の地図情報をデータベース化した。国土調査で整備された情報から、田、畑、河川、道路に関する情報をGIS上に取り込んだ。高知県土佐町について微地形データ、土地データおよび農家データを整備した。微地形データを用いて土佐町における可照時間分布マップを作成した。10年度には、地籍情報処理技術により、地籍図と気象資源分布図を重ね合わせる手法を開発した。地籍については、地籍電算システムデータをGISに取り込み、一筆毎の情報をGISで検索、表示する技術を開発した。農地台帳から取り込んだ地番等の農地情報を、GIS上の地籍図とリンクした。11年度には、一筆毎の土地区画図データから農地検索表示システムを作成し、農家毎の平均通作距離分布を求めた。平年差の重み付けによる気温分布推定手法にGIS地形データを適用する手法について検証した。12年度は、地籍情報から一筆毎の農地情報をパソコンGISデータに変換する手順をマニュアル化した。土佐町溜井地区では、気温分布の推定誤差は約±1℃となり、盆地底や樹林の近傍では±2℃以上になる場合があることを示した。可照時間と気温について農地一筆単位でGISデータベース化し、マップデータベースとした。
カテゴリ 傾斜地 中山間地域 データベース

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