| 課題名 |
四国中山間地域における河川等の水質汚濁防止技術の開発(105) |
| 課題番号 |
83 |
| 研究機関名 |
四国農業試験場
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| 研究分担 |
地域基盤・資源利用研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
環境問題への社会的関心が高まるなか、低環境負荷型農業の推進が強く求められている。しかし個々の農家や自治体にとって、負荷削減のための具体的方策を得ることは必ずしも容易ではない。そこで本研究では、農業的土地利用が流出負荷に及ぼす影響を解明し、汚濁負荷を低減するための方策を明らかにすることを目的に、現地調査およびデ-タ解析を行った。その結果、飼料畑および茶園の単位面積当たり負荷量は、水田・山林の約2.5倍と高い水準にあるが、それらは、飼料畑、茶園が造成されたあとに顕著に増大したとみられること、さらに造成された面積の大きさなどを考慮すると、飼料畑からの流出負荷の削減が喫緊の課題であること、などが明らかになった。そこで、独自に作成したシミュレーションモデルを用いて、飼料畑の窒素収支を計算したところ、過去10年間にわたる家畜ふん尿の投入が、土中窒素の過剰蓄積をもたらし、流出負荷量を増大させる原因になっていること、しかし今後、家畜ふんを堆肥化して系外の耕種農家に分配したり、遊休畑地を利活用して飼料自給率を高めることなどにより、流出負荷量を低減することが可能であること、などが予測された。本研究で開発された手法は、農家や自治体が実施可能で、かつ負荷削減に有効な対策を選定する際のシミュレーションツールとして活用できる。
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| カテゴリ |
管理技術
傾斜地
水質汚濁防止技術
水田
茶
中山間地域
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