課題名 | 東シナ海沿岸域及び陸棚縁辺部の稚仔魚及びプランクトン組成の把握(12) |
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課題番号 | 9 |
研究機関名 |
西海区水産研究所 |
研究分担 |
海洋環境・高次生産研 漁業資源・浮魚生態研 |
研究期間 | 止11~13(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 冬季(12月)に小型旋網漁船を用船し,橘湾内の5定点において,水中投入式自動計測器による水温・塩分測定,ノルパックネット鉛直曳による動物プランクトン採集,80■リングネットの斜行曳による稚仔魚採集を行った。表面水温は18~19℃,塩分は33.3~33.6の範囲にあり,定点間の差は小さかったが,湾奥で,低水温・低塩分,湾口で高水温・高塩分の傾向を示した。いずれの定点も水深50mまで鉛直混合していた。冬季の橘湾は珪藻等の植物プランクトンの増殖により透明度が低く,採集試料は、沈殿量比率で約90%が珪藻で占められていた。動物プランクトンは,アミ類が多く観察された。冬季については試料も収集したが、他の季節においても冬季と同様の取り組み課題が残されている。本課題は法人移行のため中止する。 |
カテゴリ | 自動計測 |