| 課題名 | 漁場生産力モデル開発のための基礎的研究(47) |
|---|---|
| 課題番号 | 35 |
| 研究機関名 |
西海区水産研究所 |
| 研究分担 |
海区水産業・海区産業研 海区水産業・資源培養研 漁業資源・浮魚生態研 海洋環境・高次生産研 福岡県水産海洋技術センター 長崎県総合水産試験場 |
| 研究期間 | 完8~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 漁場の持続的生産を確保するためのモデル開発を目的として、モデル海域の玄海灘海域、五島周辺海域および薩南海域で、それぞれカタクチイワシ、カタクチイワシ、マアジを鍵種とした年4回の調査を行い、水質、動・植物プランクトンから鍵種、競合種、捕食種に至るデータセットを4~5ヵ年間蓄積し、データベースを作成した。当所では東シナ海の主に五島周辺海域を中心に低次生産環境把握調査を3回実施し、各県による四季のデータを補完した。この結果、栄養塩が豊富な海域でカタクチイワシの餌となるケイ藻類やカイアシ類を中心とした植物・動物プランクトンが多く、好漁場の形成を裏付けるデータが得られた。この傾向は他の海域でも同様であり、これらの結果をもとに、各海域において、水質から鍵種に至るまでの関係を組み込んだ簡単なモデルを作成した。これらのデータセットは今後、資源評価の高度化等の研究において有益な情報を提供するものと期待される。検証を重ねモデルの高度化を図り、予測精度を高めることが今後の課題である。なお、副次的な成果として、10年夏季に九州西岸沖合域で長江大洪水にともなう30psu以下の異常低塩分水が観測され話題となったが、10年は6月の洪水以前から、九州西岸沖は既に低塩分傾向にあり、年初から平年とは異なる傾向にあったことが判明した。 |
| カテゴリ | 亜熱帯 くり データベース |