| 課題名 | イセエビの増養殖に向けた技術的検討 |
|---|---|
| 課題番号 | 34 |
| 研究機関名 |
西海区水産研究所 |
| 研究分担 |
海区水産業・沿岸資源研 長崎県総合水産試験場 |
| 研究期間 | 単12(S20000009) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 天然種苗の利用によるイセエビの養殖化の可能性を探る目的で、天然ポストラーバの大量採集手法の検討、本種分布北限域である県北域での無効分散(着底)の実態評価、及びポストラーバから稚エビまでの飼育方法の基礎的検討を行った。着底後のポストラーバや稚エビに好適な生息条件を提供する様に改良した3タイプのコレクター(簡易採集器)は、従来型を1.7~6.1倍上回る採集効率を示し、大量採集の可能性が示唆された。天然ポストラーバや稚エビの飼育実験結果からは、水槽内にシェルターを確保し、オキアミを与えれば、飼育中の減耗率は低く押さえることが可能で、比較的高密度の飼育も可能であることが明らかとなった。ただし、今回県北の6地点に設置したコレクターでは天然ポストラーバがほとんど採集されず、無効分散の実態評価には至らなかった。コレクター調査については設置場所に関する確実な基準がないため、少なくとも数年は異なる場所での試行錯誤を繰り返すとともに、潜水調査によってより確実に加入の実態を把握する必要がある。今回の結果は、天然種苗の採集手法や飼育手法の技術開発における基礎的技術として役立つとともに、コレクター調査についても本種分布域北限域における無効分散解明のための初めての試みとして今後の研究の基礎的知見として役立つものと考えられる。 |
| カテゴリ | 亜熱帯 くり |