課題名 |
マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発 |
課題番号 |
2001001020 |
研究機関名 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター
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研究分担 |
国際農林水産業研究センター 沖縄支所 熱帯果樹栽培利用研究室
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協力分担関係 |
農業技術研究機構 果樹研究所
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研究期間 |
新規2001~2005 |
年度 |
2001 |
摘要 |
パパイヤについて矮性度を指標に栽培特性を評価するため、石垣島内の自生パパイヤを調査収集、その種子より得た実生のうち雄株を除いた559個体について1次調査を行い、矮性と考えられるパパイヤ約30個体を選抜した。2001年12月以降から果実の収穫期に入りはじめたので、年度内に食味調査を行う。マンゴー中のカロチノイドについて、3ケ所の地域で栽培されたマンゴー品種(アーウィン)中のカロチノイド含有量を分析した。栽培地域間で含有量に大きな差があった。冬期の加温条件により、カロチノイド含有量に差が認められる地域もあるなど、環境条件により品質特性が異なることが示唆された。パインアップルの果実品質の劣化要因となる果実の倒伏に関して、品種群ごとの特徴を調査し、傾斜する要因を究明した。パパイヤ等への遺伝子導入を効率的に行うための手法開発では、数種のパパイヤ品種を用い、アグロバクテリウム法によるウイルス外被タンパク導入についての手法開発を行い、形質転換した不定胚と不定芽を得ることに成功した。さらに、植物体への再生を図っている。
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カテゴリ |
パパイヤ
品種
マンゴー
良食味
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