課題名 | カンキツグリーニング病等の生理生態的特性の解明 |
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課題番号 | 2001001022 |
研究機関名 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
国際農林水産業研究センター 沖縄支所 総合防除研究室 国際農林水産業研究センター 企画調整部 |
研究期間 | 新規2001~2005 |
年度 | 2001 |
摘要 | カンキツグリーニング病の病原検出法の簡易化,低コスト化のため,モノクローナル抗体の作出を試みたが,完全なモノクローンは得られなかった。同時に作製したポリクローナル抗体は非特異反応が強く現れたもののカンキツ樹の健病の区別は可能であった。八重山での本病発生調査をPCR法を用いて実施し,石垣島内2地区,竹富島内1地区から新たに感染樹を発見した。ミカンキジラミ成虫を用いたカンキツグリーニング病の伝搬試験は一部成功例がみられたが,安定的な伝搬条件を見出すには至らなかった。PCR法によるカンキツグリーニング病の検定精度を向上させるため,Nested-PCRの利用を検討した。Nested-PCRは感染樹からの病原特異検出の精度向上に有用であることが確認された。 |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 害虫 低コスト その他のかんきつ |