日本周辺地域の水稲栽培における脆弱性評価及び影響緩和技術の提示

課題名 日本周辺地域の水稲栽培における脆弱性評価及び影響緩和技術の提示
課題番号 2001000805
研究機関名 独立行政法人農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 地球環境部 食料生産予測チーム
農業環境技術研究所 地球環境部 気象研究グループ 気候資源ユニット
農業環境技術研究所 地球環境部 気象研究グループ 大気保全ユニット
農業環境技術研究所 地球環境部 昆虫研究グループ 個体群動態ユニット
農業環境技術研究所 地球環境部 部長
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 気象要素に対するコメ単収の応答や、温暖化のもとでの気候登熟量指数の変化、害虫世代交代速度の変化と個体数の増減、および河川流量の予測を行い、生育阻害要因を考慮した水稲生産脆弱地域の同定を行った。その結果、温暖化条件時には、気象、害虫、水資源の全要素に対して北陸が最も脆弱であり、次いで東北日本海側、南関東および九州北部が脆弱であることがわかった。またこの影響を緩和し、温暖化のもとで登熟量指数を最大にするための作期の移動を行うとすると、北日本では現在より早く、他の地域では現在よりも遅く移植を行う必要があることを示した。この場合多くの地域で移植期が害虫による発病期に一致する危険性について指摘した。
カテゴリ 害虫 水稲

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる