課題名 | 熱帯、亜熱帯等の作物及び微生物遺伝資源のサブバンク業務(531) |
---|---|
課題番号 | 2002003070 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
国際農林水産業研究センター 畜産草地部 国際農林水産業研究センター 沖縄支所 育種素材開発研究室 国際農林水産業研究センター 沖縄支所 環境ストレス耐性研究室 国際農林水産業研究センター 沖縄支所 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2002 |
摘要 | 亜熱帯条件下で作物遺伝資源調査を実施した。稲遺伝資源200系統の一次必須13項目、二次特性2項目(葉いもち、耐倒伏性)を調査し、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サトウキビ野生種(ワセオバナ)3系統の一次必須11項目と出穂日を調査し、この他の野生種の出穂日(61系統)、分げつ性(48系統)も調査した。これらの一部を九州沖縄農研セ・さとうきび育種研究室で交配に用いた。一方、ツルアズキのもつアズキゾウムシ抵抗性をアズキ品種(エリモショウズ)に導入するため、アズキ近縁野生種をアズキとツルアズキ間の橋渡しに使った。アズキ*(ツルアズキ*近縁野生種)にアズキを戻し交配し、抵抗性でエリモショウズにほぼ似たB3F1個体を選抜した。パイナップル遺伝資源の栄養体保存を行い、二次必須特性の耐倒伏性と耐旱性を調査した。さらに、根粒菌9菌株、窒素固定細菌11菌株を登録、延べ特性数43点を報告した。また、南九州で採集したイネ科植物から窒素固定細菌を分離し、大豆発酵食品に用いられる各種微生物を収集した計画とおり順調に研究が進捗している。 |
カテゴリ | あずき 亜熱帯 育種 遺伝資源 さとうきび 大豆 抵抗性 パイナップル 品種 |