課題名 | サヤインゲン等の高温ストレス耐性に関する生理生化学的特性評価(711) |
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課題番号 | 2002003075 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
国際農林水産業研究センター 沖縄支所 環境ストレス耐性研究室 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2002 |
摘要 | 花当日および前日の高温が、サヤインゲンにおいて花粉管伸長阻害、受精胚の発育阻害をもたらし収量低下を引き起こした。ハイブシなど耐暑性の系統では、感受性の系統に比し、莢の初期発育が良かった。トマトからクローニングした小胞体型sHSPは、酵素の化学変性からの回復を助けたり高温失活を抑制するなど細胞内で分子シャペロン機能を有することを証明した。サヤインゲン品種の細胞質雄性不稔系統シリーズ作出のための戻し交配は多くのものについてB8以上まで進んだ。アズキ近縁野生種からアズキへの耐暑性形質導入はB2世代まで交配が進み、元のアズキ品種(丹波大納言)より耐暑性の向上した個体を選抜できた。成果情報2課題。研究は概ね順調に進捗した。 |
カテゴリ | あずき さやいんげん 耐暑性 トマト 品種 |