硝酸性窒素の中規模流域におけるモニタリング手法の開発

課題名 硝酸性窒素の中規模流域におけるモニタリング手法の開発
課題番号 2002002819
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 化学環境部 栄養塩類研究グループ 水動態ユニット
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 中規模河川である矢作川流域より採取した懸濁態物質を含む水試料に全窒素・全リン同時分解定量法を適用したところ、窒素・リンを別々に測定する公定法と同じ精度レベルの測定結果が得られ、本法が分析の迅速化・簡便化に有効であることを明らかにした。有機物の多い矢作川支流の都市河川の一部に途中流出入のない区間1kmを選定して、各種形態の窒素の安定性を比較した。硝酸態窒素濃度はあまり変動せず安定していたが、全窒素・有機態窒素は不安定で水質トレーサーには不適当であった。後者の現象は、水系で有機態窒素からの無機化、脱窒が活発に起こっていることを示している。一方、硝酸濃度がほぼ一定であったことは、水系での物質代謝の動的平衡を示すものと考えられた。今後のモニタリング手法開発を進める上で、さらに検討を要する現象である。
カテゴリ モニタリング

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