組換え作物の栽培が農業生態系における生物相に及ぼす影響評価並びに導入遺伝子の拡散に関する遺伝学的解析手法の開発と遺伝子拡散の実態解明

課題名 組換え作物の栽培が農業生態系における生物相に及ぼす影響評価並びに導入遺伝子の拡散に関する遺伝学的解析手法の開発と遺伝子拡散の実態解明
課題番号 2002002825
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 生物環境安全部 組換え体チーム
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 遺伝的に優性な黄色粒の品種を花粉親として南側の風上に植付け、白色粒品種を種子親として風下50mに配置し、花粉親の花粉が種子親に受粉することで、種子親の雌穂の白色粒中に生じる黄色粒の数から交雑率の推定を可能にする手法を開発した。花粉親に隣接する種子親の平均交雑率は30%と高く、その後は花粉源からの距離にともって急激に低下するが、10mから50mまでの風下では、2.4%から0.5%までの範囲で極めて低く推移した。粒色の異なる市販のトウモロコシ品種を使用したこの交雑率の推定法により、一般圃場で簡易に正確なデータを当世代で判別することが可能である(主要成果 15;図10)。
カテゴリ 受粉 とうもろこし 品種

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