課題名 | 植物ウイルスのX線結晶学的研究 |
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課題番号 | 2002002706 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 植物生命科学研究部門 生体高分子研究グループ 蛋白機能研究チーム |
研究期間 | 継続2001~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | イネ萎縮ウイルス(RDV)の3.5オングストロームA分解能の結晶構造を明らかにした。RDVは外殻と内殻の2種類のタンパク質からなる二重殻球状構造をしており、これらのタンパク質の配列から構築原理を考察した。46KのP8はT=13対称による780コピーで外殻を、114KのP3は、2種類の異なるコンフォーマーをもち、それをペアーとするT=1対称による120コピーで内殻を形成する。ウイルス粒子の構築は、タンパク質間相互作用を基に、先ずP3によるコアー粒子が作られ、次に外殻のP8のトリマーの1つがコアー粒子と密接に結合し、続いて全体の二重殻構造が形成される。コックスフットモットルウィルスについては、分解能4オングストロームAを超えるX線データの測定をほぼ終了した。 |
カテゴリ | 植物ウイルス |