カイコの脱皮・変態時にホルモン活性物質により発現が誘導される主要遺伝子・タンパク質の単離とその機能解明

課題名 カイコの脱皮・変態時にホルモン活性物質により発現が誘導される主要遺伝子・タンパク質の単離とその機能解明
課題番号 2002002728
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 発生分化研究グループ 成長制御研究チーム
農業生物資源研究所 植物生命科学研究所 生体高分子研究グループ 生体膜機能研究チーム
研究期間 継続2001~2002
年度 2002
摘要 カイコの蛹の卵濾胞細胞膜画分から、特異的に幼若ホルモン(JH)に結合するタンパクの存在が確認された。また、カイコ血液性JH結合タンパクの大量発現系を確立し、哺乳動物のレチノイン酸結合タンパクのホモログをクローニングした。エクダイソン(E)と脱皮ホルモン(20E)は異なる信号伝達経路を介して中腸上皮細胞の形態変化を誘導するが、EはcAMPをセカンドメッセンジャーとした信号伝達系を介して新生細胞の増殖・分化を誘導することが示唆された。ディファレンシャル・ディスプレイ法によりクローニングした10種類の蛹化特異的遺伝子のうち3種の転写開始点上流部の塩基配列を調べた結果、3種全てから蛹化特異的転写因子BR-Cの結合配列が見いだされた。カイコのBR-Cのアイソフォームのうち、これまでに2つのcDNA配列を決定した。カイコの上皮成長因子レセプター(EGFR)の全長cDNAを得、配列解析からチロシンキナーゼを有することが分かった。BmPPはBmEGFRのチロシン残基のリン酸化を濃度依存的に制御することから、BmEGFRがBmPPの受容体である可能性が強く示唆された。カイコ組織の質量分析法による同定法の確立を行った。これまでに雌雄のカイコ脂肪体や中腸等の主要数組織での二次元電気泳動による展開を終了し、各組織2-300個程度のタンパク質をトリプシン処理して質量分析装置によって調べた。多くのタンパク質を同定する事ができ、幾つかについてはアミノ酸配列からカイコESTデータの間違いを見出すことができた。
カテゴリ カイコ

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる