カイコ等のアミノ酸合成酵素系等に着目した特異的代謝機能の解明

課題名 カイコ等のアミノ酸合成酵素系等に着目した特異的代謝機能の解明
課題番号 2002002736
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 生体機能研究グループ 代謝調節研究チーム
研究期間 継続2001~2002
年度 2002
摘要 グルタミン合成酵素(GS)は、4、5齢期を通じて活性の変動は比較的少なかった。一方、グルタミン酸合成酵素(GOGAT)は4齢期には活性は弱かったが、5齢になると急激に活性化し5齢6日目(吐糸開始日)にピークに達し、以後蛹化するまで活性は減少した。この活性の変動は特に後部絹糸腺で顕著であった。幼若ホルモン活性物質の投与により、GOGATのタンパク質発現が抑制され、活性化が著しく抑制されることが明らかになった。以上のことから、5齢期に幼若ホルモンが体内から消失することによってGS/GOGAT系のGOGATの発現が活発になり、アンモニアが再利用される割合が高まり、絹糸タンパク質の合成に必要な大量のアミノ酸の供給がされると推測された。糖受容体の候補として得られたcDNAクローンから推察されるタンパク質の分子量は約54kDaで、12回膜貫通構造を有していた。この分子量及び構造は、他の糖輸送体に類似しており、今回単離したクローンが糖輸送体としての機能を有していることが推察されたので、本クローンをカイコ糖輸送体(BmSut)遺伝子と命名した。5齢起蚕のステロール含量は、エリサンでは飼料に添加したステロールに応じて増減がみられ、ステロール無添加飼料で飼育したものでは0.1 mg/gを下回る個体もみられた。一方、カイコでは、0.25 mg/g区で僅かに5齢に到達した個体を含めて比較的一定の含量に保たれていた。
カテゴリ カイコ 輸送

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