課題名 | カイコの抗菌性タンパク質等の構造決定と改変および機能、発現機構の解明 |
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課題番号 | 2002002750 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 生体防御研究グループ 先天性免疫研究チーム |
研究期間 | 継続2001~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | カイコの2種のRelタンパク質は、わずかな構造の違いにより全く異なる抗菌性タンパク質遺伝子の活性を制御していることが明らかとなった。カイコ抗菌性タンパク質モリシンの三次元構造が明らかとなり多数のヘリックス構造が連続する新しい構造をとることがわかった。昆虫抗菌性ペプチドと改変ペプチドの膜に作用するメカニズムにおいて、膜とペプチドの電荷の相互作用が重要であることが明らかとなった。カイコの消化液から2種の抗ウイルスタンパク質が同定され、その遺伝子発現が形態形成と綿密な関係にあることがわかった。 |
カテゴリ | カイコ |