ガンマ線とイオンビーム照射による線量反応および変異率の比較

課題名 ガンマ線とイオンビーム照射による線量反応および変異率の比較
課題番号 2002002760
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 植物生命科学研究部門 放射線育種場 放射線利用研究チーム
研究期間 継続2001~2002
年度 2002
摘要 イオンビームがソバに対して十分な照射効果を得るには1.7mm以上の透過深度が必要であること、線エネルギー付与(LET)が高いほど致死効果は高く、同じイオン種でもLETが高いと致死効果は高いことを明らかにした。また、生物効果のピークはLETが305keV/ミューで認められた。サトウキビへの放射線照射により核DNA量や量的形質が減少する傾向がある。しかし、核DNA量が減少しても、量的形質には影響しない系統もある。誘発された無毛突然変異は、核DNA量の減少を伴い核DNA量は栄養世代間で安定的に伝達する。また変異誘発率、茎長などへの線量反応、核DNA量への影響で比較した結果、Heイオンはガンマ線の1/4の線量でガンマ線と同等の効果を持つことが分かった。
カテゴリ さとうきび そば

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